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中国成都市と長崎大学の文化交流事業 「PANDA成都in長崎」を開催

 日中青少年交流促進年の本年、長崎大学と成都市の共催による「PANDA成都in長崎」を9月21日(土)、中部講堂を主会場として開催しました。
 日中平和友好条約締結40周年に当たる昨年の平成30年10月、安倍首相が中国を訪問した際、李克強首相との間で両国国民の相互信頼・理解を醸成する観点から、2019年を『日中青少年交流促進年』とし、青少年交流を実施することで合意しました。
 5月下旬に河野学長が成都市を訪問、6月下旬に長崎総領事との意見交換において、今年は「日中青少年交流促進年」であることを踏まえ、成都と長崎の青少年文化交流イベントを実施することで合意しました。これを受け、本学と成都市との共同企画により「PANDA成都in長崎」と題して開催することになったものです。成都市は、省の省都(首都)として中国南西部のパンダの故郷と言われる四川省にあり、四川省・成都のパンダは特に有名です。
 当日は、学童保育の児童や父兄と一緒に小さいお子さんや小学生も多数来られ、総勢200名余りの参加がありました。
 第一部では、講堂の舞台において、本学から「龍踊」が披露され、成都側から「舞踊」、「人形変面ショー」、「中国琵琶演奏」、「太極拳」の実演が行われました。
 続いて、第二部の体験コーナーで、「中国鍼灸」、「舞踊」、「人形変面ショー」、「水墨画(書道)」、「切り紙」、「粘土彫刻」、「武術」が行われました。特に「切り紙」や「粘土彫刻」コーナーに親子連れが多く、実際に作成し出来上がった作品に笑顔がこぼれていました。「中国鍼灸」コーナーは、健康に気遣う年配の人、そして若い人も多く集まって興味深く聞入り、針灸の体験もしていました。他のコーナーにも多くの参加者が集まっており、参加された皆さんに愛らしいパンダのぬいぐるみやTシャツがプレゼントされ、特に子供の喜ぶ笑顔が印象的でした。
 また、河野学長は、「水墨画(書道)」の体験に真剣に取組む様子と出来上がった作品に満足している印象も伺えました。
 この交流会を機に、長崎大学と成都市そして中国と、さまざまな分野での交流が深まることが期待されます。

長崎大学、成都市代表団、中国長崎総領事館領事、来賓の全体写真

中国舞踊「祥雲瑞蓮」
長崎大学全学龍踊部の演出
人形変面ショー
粘土彫刻体験コーナー
切り紙体験コーナー
水墨画体験コーナー